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タンクレストイレの特徴

トイレのタンクの役割とは

トイレにタンクがあるのは流す時の水を貯めておくためですが、なぜ水を貯めるのかというと、流す時に水の勢い（水圧）が必要だからです。

フチの周りから流す仕組みの場合、フチの裏にある小さい穴から水が出ますので水圧が失われてしまいがちなため、大量の水（10L前後）を一気に流すことで水圧を確保しています。

タンクがなくても大丈夫？

ではタンクレストイレはどうやって水を流しているかというと、貯めずに水道からの水を水道の水圧を利用して、そのまま流す仕組みになっています。

タンク式トイレによくある、フチから水を流す方式では勢いが失われるため、タンクに水を貯めますが、タンクレストイレには便器にフチがなく、さらに渦を巻く水流を発生させるため、水圧が減衰しにくくしっかりと洗浄することができます。

タンクがないメリットとは？

タンクがないことにより、その分、便器のサイズが小さくなります。タンク式トイレに比べ、10cm～15cm奥行きが小さくなりますので、その分トイレを広く使うことができます。

デザイン的にもスタイリッシュになり、トイレ空間の印象が大きく変化します。

特にトイレを広くしたいというケースのリフォームでは非常にオススメのトイレです。